今年は独立して3年目でしたが、大いに迷った気がします。
人の変革に関して研修というソリューションの限界を一部感じてしまったこともあったかもしれません。
そんな中、「今年は3年目。自分の殻を破って違うことをしよう!」と思いました。
●リーマンショックの波を軽くかぶり
今年の自分のチャレンジとして、その時目指したのは、「新しい顧客を増やそう!(新しい世界を知ろう)」だったのですが、不況下の企業の教育投資は抑えられる一方。。よくて「昨年を維持」、よくあるパターンは「今年は中止」、「新規の企画チャレンジなんて殆ど通らない」感じでした。
そんな中、自分的にはショックだったのは、昨年、かなーり手ごたえを感じることができたオリジナル研修が今年は中止になったこと。お客様の経営状態を拝見すると「そりゃそうだわな」と言いたくなるほど苦しい戦いをしてました。
この経験の中で学習したことは、
「お客様の経営が繁栄するから(教育)投資の原資があるんだ」
「このソリューションは会社活動に寄与するんだという確信を与えるようなインパクトが必要なんだ」
「自分の様にエクスターナルな人間ではなく、会社組織の中で能力開発・育成に本気で体を張り、かつ頭を絞る人がいないと組織のそれは簡単に滅びてしまう恐れがある」
ということでした。
●投資の年
こんな状況でしたから、
・スキル開発:
Emotional Intelligenceのプロファイリング訓練、NLPのリハビリ
・ソリューション開発、キャリアの見直し
沖縄一人合宿
・新しい仕事:
相手を選ばないエグゼクティブコーチング、女性ワークショップファシリテーション
・パートナー探し
選定用の模擬研修、模擬コーチング等、何回も腕前を試されました。
結果的に年初には想定もしていなかったスキルや可能性を獲得できたり、自分の活きる道の方向性も(うっすらですが)見え始め、信頼に足るパートナーもいくつか出会うこともできました。
逆にそれとは反対に自分の新しい可能性を開くためのチャレンジがいかに消耗が激しいのかも実感しました(非利き手の仕事なんでしょうねぇ)。本当に今年は疲れました。。
●リピーターが助けてくれた
そんなこんなで、成長はともかく今年は事業的には芳しくない1年となる予想だったのですが、年の終わりに近づくにつれ、昨年お付き合いのあったお客様からリピート案件や新規案件のお声がかかり、結構終盤に捲くることができました。お蔭様でありがたい終盤戦となりました。
「自分が生み出せる価値はなんなんだ?」
だった様な気がします。そして今は原点に帰ってきたような気がします。
「こだわりを持って仕事をして本質的な良い結果を出すことが全てなんだよなぁ」
来年は、智恵と努力で良い年にしてしまいましょうね。
それに私が少しでもサポートできる様な一年になったらうれしい限りです!
1 件のコメント:
私はまさに「全力疾走」の年でした。今年は少しimputしていかないと磨耗しそうな気がしたので(特に11月12月)、また色々ディスカッションしましょう。
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