人は何か認知したり思考したりする時には、遭遇した体験や客観的事実に何らかの意味づけをします。
この意味づけする際の個人の観点を「(心理)フレーム」と呼びますが、
「リフレーミング」とはその人が持つ「フレーム」に修正を加えてしまうことを言います。
この「リフレーミング」テクニックは訓練して見につけておくと、とってもパワフルで役に立ちます。
まぁテクニックといっても、ちょっとレベルの高いプロフェッショナルな人びとは自然と身につけているものです。ちょっと自分の周りを見回しても、ビジネス、CM、お笑い、ドラマ、映画等々、そこら中に溢れています。極端に言えば営業的な商談なんて「リフレーム合戦」と言えるかもしれません。
(前置きはこんなところにしておいて、)またしても電車の広告の話。
電車に乗っていたら扉広告にまたしても面白いコピーを発見しました。ドコモのCMです。
「OSもPC本体も大切ですが、通信会社も大切です」
「OSも大事だよね。ふんふん。PCも大事だよね。ふんふん。そうそう通信会社もね。ふんふん。。。ってなんで通信会社なわけ?この流れつながりでは通信でしょうううが?」という感じ。
まぁ、論点のすり替えって奴ですよね。ある意味これもリフレーミングの一種だし、催眠技法もこういうやり方をしたりします。このすり替え、さりげなくタイミング良くやるとものすごいパワフルな技になるのですが、これはあからさま過ぎますね。
でもその分わざとらし過ぎて、かえって笑えます。なかなかやりますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿