2009年11月20日金曜日

下手ウマなリフレーミング

皆さんは「リフレーミング」という言葉をご存知でしょうか?
人は何か認知したり思考したりする時には、遭遇した体験や客観的事実に何らかの意味づけをします。
この意味づけする際の個人の観点を「(心理)フレーム」と呼びますが、
「リフレーミング」とはその人が持つ「フレーム」に修正を加えてしまうことを言います。

この「リフレーミング」テクニックは訓練して見につけておくと、とってもパワフルで役に立ちます。
まぁテクニックといっても、ちょっとレベルの高いプロフェッショナルな人びとは自然と身につけているものです。ちょっと自分の周りを見回しても、ビジネス、CM、お笑い、ドラマ、映画等々、そこら中に溢れています。極端に言えば営業的な商談なんてリフレーム合戦」と言えるかもしれません。
(前置きはこんなところにしておいて、)またしても電車の広告の話。


電車に乗っていたら扉広告にまたしても面白いコピーを発見しました。ドコモのCMです。

「OSもPC本体も大切ですが、通信会社も大切です」

OSも大事だよね。ふんふん。PCも大事だよね。ふんふん。そうそう通信会社もね。ふんふん。。。ってなんで通信会社なわけ?この流れつながりでは通信でしょうううが?」という感じ。

まぁ、論点のすり替えって奴ですよね。ある意味これもリフレーミングの一種だし、催眠技法もこういうやり方をしたりします。このすり替え、さりげなくタイミング良くやるとものすごいパワフルな技になるのですが、これはあからさま過ぎますね。

でもその分わざとらし過ぎて、かえって笑えます。なかなかやりますね。

女性だらけの

昨日、おとといと、オール女性のワークショップのファシリテーションをしました。

なんせ相手が全員女性というのは初めての経験だったので、最初彼女達の前に立った時は説明がつかないが確実に存在する妙なパワーを浴びて、完全アウェー感で圧倒されてしまいました。

でも、今更格好つけてすましたって、どうせおっさんですから(そもそも何意識しているんだ(笑))
「まっ、自分らしいスタイルを出す以外にやれることはあまり無いんだ」
と(おっさんらしく)開き直って、ファシっているうちに余計なことは全く気にならなくなりました。

いざやってみると、普段のファシリテーションと変わらず、こちらの進め方に好感を持ってくれた人はそいうオーラを出してくれるし、そうでない方はクールなオーラを、やる気の少ない人は面倒くさいオーラを漂わせてくれます。

でもそのうち、あるポイントを越えたところで場の空気がやわらかい一体感を醸しだしました。
参加者それぞれが相互に影響を及ぼしあって好転していく瞬間です。
場のエネルギーが高くなり、参加者の表情がエネルギーを持ち始めます。
(この状態が表情に出る様は女性たちの方が顕著で華やかかもしれないなと思いました)

結果も上々。参加者も満足感高かったようで安心しました。
(最初依頼された時は全く成功イメージがわかず、どうしようかと思いました)

いい経験させてもらいました。この経験を生かして、婚活集会のファシリテータとして商売の第二の柱にでもしましょうか。(とすぐ調子に乗る。。)

追伸:
最近、twitterを始めました。(このブログの右に載ってます)。
案外、自分に向いているかもしれません。