2009年2月17日火曜日

ポジティブday

今日は昨日と一転してポジティブマインドな日でした。

これも気づいたのは、仕事に行く道すがら。

「ほー、今日は昨日よりも花粉は少ないかもしれないな。寒いのも悪くないね」

テクテク。

「おっ、あの犬の毛並みはかなりいいなぁ。スラリとしてて格好いいこと。
きっとあの飼い主は手塩にかけてるんだろうなぁ。。」

テクテク。

「ん?。。。あれっ、俺、今日ポジティブじゃん!」

犬の毛並み見てこんな発想になるとは思いもよりませんでしたわ(笑)

この差はなんでしょう。。でもなんかお気楽すぎてちょっとバカっぽいな。。

2009年2月16日月曜日

ネガティブday

今日はちょっと不思議な日でした。

気づいたのは朝、駅に向う道で、ふと、

「あれっ?今日、俺の心の中、ネガティブじゃねぇか?」

ネガティブなことばかり考えている自分に気づいたのでした。

まぁネガティブなことを一切考えないなんてことこそ異常なことですが、
浮かぶこと浮かぶことネガティブまみれなのは近年珍しい現象です。

不思議なのは、原因が全く思い当たらないことです。
目覚めも悪くないですし、子供も上機嫌で保育園に行ったし、
相方もきびきびと動いて対立もなく会社に行きました。。
ほんと不思議です。。

でも、今日一日は本当にネガティブな感情まみれでした。

・受講者のノリが良くなかったと落ち込み
・何気ない情報から事業の先行きが不安になり
・昼にたまたま入ったラーメン屋がイマイチで暗い気分になり
・ついでに健康が不安になり
・帰って浴びたシャワーのお湯の出が悪いとテンションさがったり(笑)

笑っちゃうくらいに全部ネガティブです。

でも興味深いのは、
こういったネガティブな感情を起こした原因は決してずれた認識や誤解とも言い切れないこと。
結構、キレの良い分析や感度の良さを発揮したと思えます。

以前読んだEQの本では、
人の短所や事業のリスクを分析したり、会計処理したり、コンピューティング系のトラブルシューティングをする際にはあえてネガティブな感情に自分をしてから対応すると精度が良くなる
と書いてありましたが、今日はそれを強く納得しました。

(ちなみに、ポジティブ心理学研究ではネガティブ思考の人の事実認識や記憶はポジティブ思考の人より正確だという調査結果も出ているそうです。ただ、ネガティブ思考は(事実認識等が正確でも)成功や幸福を実現しにくいのだそうです)

このモードが今日一日限りでありますように。。
。。でもそうじゃなくて、今日が大ネガティブマインド周期の始まりだったら嫌だなぁ。。

(ねっ、考えることがネガティブだと思いません?(笑))

2009年2月10日火曜日

研修が気づきを生む

一見、当たり前なことを書いていますが、実はこれ、研修参加者が得る気づきではなく、講師の私が研修講師を通して気づきを得ているということなんです。

私が人と交わる仕事が好きなのはいつもそこから多くの気づきを得ることができるからともいえます。
以前も書きましたように、ストレングスファインダーによる私の資質の中には「着想」と「学習欲」があり、仕事を通してこれらが得られることが非常に重要であり、仕事で満足するためのポイントなんです。

講師をする研修の対象層にはあまりこだわりはありません。例え参加者が新人で仕事のイロハがわかっていなくても彼らは多くの気づきを与えてくれます。強いて挙げるとしたら、参加者がやる気なく完全流しモードでいると私の脳が半休眠モードになりそうになってしまいます(幸運なことに殆どそういうケースになったことはありませんが。。)。
おそらく活性化した脳同士がつながることによって場が創造性を喚起するのだと思います。

今やっている研修は2年目社員のキャリアデザインです。評判も悪くなくリピートをいただきもう3年目に入りますが毎回有意義な場が生み出され私も充実感をいただけてます。
現在、2クール消化した段階ですが、気づき、想いやアイデアをたくさんもらいました(研修と関係ない様なアイデアも多いです。。)

恥ずかしながら一部をご紹介すると、

■アイデア系

・前々から微速前進で暖めている人のゾーンに関する分析と再現性を上げるアプローチに関する整理を今年中に形にしたい

・自分や他人が持つ心理フレームを修正するポジティブリフレーミングの研鑽法も今年中に整理したい

・(エンジニア系の若者は人前でプレゼンやスピーチする際にあがってしまう人が多い様なので)【ちょっとの改善であがらなくなるworkshop】みたいなもんを実験的に開発してみようかな
(↑これはうまくいけば簡単に作れます)

■発見
この間、自分の強みを【グッドエナジーを相手に伝播させること?】としたのですが、
【短い時間で多様な視点を提供する】【クライアントが想定もしていなかった可能性を頭だしする】【情報や人を含むリソースを接着する】もレベルの強弱ありますが加えても嘘ではないかなと感じました

とまぁこんな考えが研修をきっかけにピカンピカンと浮かび上がってくるんです。
ジャストアイデアで終わるのも少なく無いですが、中には実現するアイデアもありますし、こういったアイデアが実現した時はかなり競争優位のあるユニークなソリューションになったりします。

仕事を通して仕事のアイデアが生まれる。ありがたいことです。


追記:

最近、世間では社員のキャリアデザインをサポートする研修の需要が減っているそうです。

なぜか?

社員の満足感やモチベーションのサポートにわざわざお金をかけなくても、景気が悪いので社員が外部に流出するリスクが低いからだという話です。

もし、それが本当なら底の浅い話です。
社員のキャリア意識を成熟させ、そして自律的な活性化を促すことで組織を活性化できると心底信じていないってことですからね。情けない。。

まっ、このご時勢に会社がキャリアデザイン研修をいきなり新規導入したら、逆の意味で(クビ切り準備?と)どきどきするのもありますがね(笑)
私は今だからこそやる価値があると思いますがね。

2009年2月1日日曜日

他人の見方

最近、コーチングや面談をしたクライアントの関係者からそのクライアントに関しての話を聞く機会が色々な場所で多々ありました。
(もちろん、守秘義務の関係やそうすることの効果も期待できないことから、双方の情報を各双方にフィードバックすることは当然しませんが)

でも驚いたのが、本人の認識と周囲の認識が(良くも悪くも)あまりにも違う点です。
私のような立場だと、普段はクライアントや面談者の認識(世界)を受け止めるしかないのですが、、ある事象や人の評価に関して、人(関係者)の認識にこうまでもズレがあるということを間近で知る機会がなかったので強い印象を受けました。

これをもって私はクライアントは己を良く分かっていないのだという結論にする気はありませんし、裁判のように双方のどちらが正しいとジャッジするのも意味が無いと思っています。他者が必ず正しいとは限らないし(逆もそうです)、言い分の是非を客観的に評価しても相手がその認識を受け入れることとは別ものだからです。(あくまでも自身がコミットして自らの世界観を修正することに本質的な意味があります)

ただ、「人の認知には必ずズレが発生する」ということと、その「認知の違いは自分が想定しているより大きい」可能性があるということを肝に銘じるべきだと改めて思いました。
そこに油断をしないことが良いコミュニケーションの基本になりますから。