先週の話ですが、もう長い付き合いになる異業種仲間達と久々に飲み会を開きました。その際に最も心に残ったのが1人の女性の成長でした。
その人は我々の仲間で最も若い世代で、会った当時は仕事はファッション系で腕利きではあるものの、どちらかというと「野生の勘」のすごい女性だったのですが、(エリート系の方から見ると自らの比較対象には絶対入らないキャリアです)
当時から直感的であるものの本質的なレスポンスをバンバン返してくるので、「何気に論理力ありそうだなぁ」と感じてはいました。
久々に会った彼女と話をすると、どうやら当時勤めていた会社(店)の経営がうまくいかず、別の店に移つることになったようででした。さらに聴くとどうやらほかの店等にもコンサル(アドバイザー)をする仕事も始めたとか。。
彼女が他者にコンサルティングをする仕事をするなんて考えてもいなかったので、
「おーっ!すごい転進だねぇ。すごいじゃない」と言ったら
「いやぁ、この会に参加して言語化って大事だなぁと心から思って必死に磨きましたからねぇ」
なんて回答でした。
元々、現場力(実際に物事を変える力、リアルな結果を出す力)のある人ですから、その何割かでも言語化できたら、そりゃコンサルでもかなり使えそうです。そもそもコンサルの少なくない割合は机上の空論の域を出ない人ですからね。
その女性と2次会に行って話しをした時、
「いやぁ、この会は本当に自分を変えましたよ。本当に大事な時間でした」
と呟いていました。
でも面白いのは、この会ってそんなまじめな会ってやつではなくて、
確かに仕事にコミットして面白く熱くやっている連中がメンバーではあるのですが、どちらかというと飲んでいる時は今の関心事をon/off関係なくわいわいしゃべる感じで、ワイ談やバカ話が炸裂する確率の方が多い位なんです。
そんな中で最若手の彼女は、おっさんらの下らない話の中から自分に役立つ話を感じ取って、それを着実に自分のものにしてきたんですね。
会社に手厚い研修や訓練の場をもらっているにも関わらず、言い訳ばっかりして成長していない人が多いのに。。(時には「研修ばっかりやらせやがって」、「この会社じゃ俺は成長できない」なんて言葉も飛び出しちゃったりして。。自分も言ってました(笑))
この差は何なんですかねぇ。学ぶ力と自分の成長を信じることは大事だわ。ほんと。
2 件のコメント:
がはは。わかる!!
結局環境は用意してあげれても、そこから学び取るかどうかは本人次第ですからね~。現場をしっているとそのあたりの感性も働くんじゃないですかね?
環境を用意されていること自体で、ある意味既に温室的な自然とはいえない環境なんだよね。そもそも。。。
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