ワールドカフェの体験会を富士通エフサスにいる友人のサポートを得てやりました。
当初予定の人数よりも減ってしまいややこじんまりとしたため、ワールドカフェの特徴のひとつでもある集団認知的なダイナミクスが弱くなってしまいましたが、参加してくれた人たちがこの場に積極的かつ肯定的に応じてくれたこともあり、ワールドカフェの感覚やその利用可能性を十分に理解してくれたようでやった甲斐を感じることができました。
ワールドカフェは本を十回読むより一回体験した方が断然その理解が上がります(本も良書だと私は思います)。
私の師匠に教えてもらった好きなことわざ「知識は体が覚える(使いこなせるようになる)までは噂にすぎない」がピッタンコで当てはまります。
また、せっかく来てくれた人のためにできるだけおみやげを持って帰ってもらおうと、実際にワールドカフェを実施した人しかわからないような重要成功ポイントもできるだけ提示させてもらったのですが、「全体総括の難しさ」や「テーマで使う質問つくりの重要さ」等、説明を聞いてもピンとくるのが正直難しい部分にも感度の良い質問やコメントが参加者から返ってきたので「おっ!やるなぁ」と感心しきりでした。
おかげさまで良い時間、良いコラボを堪能することができました。これからもこういう時間を多く作っていきたいものです。
(友人が書いてくれた感想はこちら)
余談ですが、
今回サポートしてくれた会社さんが私の前の会社のライバル会社だったことが、結構招待した友人達に「なんで前の会社じゃないの(笑)?」とウケてしまいました。
確かに前の会社でやれたら良かったとも言えるのですが、今回サポートしてくれた友人は「ワールドカフェ、面白そうですね。是非、うちの会社を使ってくださいよ!友人もどんどん誘ってください。その方が楽しいから」と好奇心高く熱心に誘ってくれました。
私はこれからは知は人につき、人は流動的に社会や組織を渡り歩くと思っているので、知や情報を持った人が自然と集う魅力的なコミュニティをいかに形成するかがこれからの企業の繁栄の鍵だと考えています。今回の友人の誘いはそんなコミュニティに必要な魅力を持っていたので「ここでやらせてもらいたい」と思ってしまったわけです。
会場準備の際にその友人が発した言葉もいい響きを持っていました。
「エッケイさん、とにかく今日の参加者には楽しんでもらいたいですねぇ」
すごく共感できる言葉です。
【(自分も含めて)皆で知的に楽しみたい】
これは自分が仕事をする際の信条の一つです。
うん、楽しかった!
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