2008年7月5日土曜日

はいてくやのー

ハイテク。この言葉、死語になっていないでしょうか。。
(最近、自分が現在でも使っている言葉が死語になっていることをやたらに発見してびくびくしております)

新宿に引っ越ししたのは去年の9月。
いざ引っ越してみると自分の仕事場に電話線が入っていないことが判明。

「これじゃ、ネットとつなぐのに、家中ケーブル這わすのも格好悪いし、基幹となるデスクトップにわざわざカードアダプタつけて無線で飛ばすのも気に食わないなー。どうしたもんだろ。。」

と腰が重くなりまくり、ダイニングテーブルの椅子にPCを置いて猫背で仕事をする生活が始まった。
でも近頃では「はいはい」と「つかまり立ち」を覚えた娘が頻繁に足にまとわりついてはケーブルを引きちぎるわ、だっこを要求するわで、まともに仕事ができない状態に。

(それはそれで「困ったねぇ」といいながら、よだれ垂らさんばかりのにやけ顔で抱き上げる自分もいるんですがね(笑))

おまけに相方が「掃除がしにくい」「いつまでここで仕事する気?」「子どもに危ない」とかちくちく刺してくれるので「そろそろ潮時か、しょうがない線でも這わすか」と思って暗い気分になっていました。

ところが最近、家にあるコンセントにアダプタを差し込むだけでLANケーブルの様にデータを飛ばせる装置が発売されていることがわかり、早速購入して試してみたらばっちり機能した。
(昨今の無線LANの方が早いとの話だが我が家ではそんなに違いは感じない)

物置化していたマイオフィスがようやく今日から稼動しました。
技術万歳です。ほんと。

コンセントを使って電線を通信回線に利用するという技術は実は10年以上も前から注目されていたのですが、当時は混信制御が難しくいつ市販ベースに到達するかわからなく、すっかり忘れていたのですがいつのまにか市販されていました。
技術は進歩し続けているんですねぇ。。

(↑ しっかし、元IT会社出身のセリフではないなぁ。。。)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

自分も、家庭内LAN向けにPLCの技術が応用されているということをつい最近まで知らず、後輩から教えてもらいました。
無線LANに比べて帯域の減衰がないらしく、非常に快適と言っていました。

民生用に応用されうることに気づかなかった理由を考えてみたのですが、おそらくこの技術を見たとき、
 電力会社系のインターネットプロバイダが、
 家庭までの接続回線としてPLCを利用する
と思い込んでしまったからだと思います。

エッケイ さんのコメント...

>電力会社系のインターネットプロバイダが、家庭までの接続回線としてPLCを利用すると思い込んでしまった

全く同感です。
僕がこの技術をチェックしていた時は、通信会社がラスト1マイルの攻防をしていた時なので、この技術は電力会社が通信業に殴りこむ際の切り札になると聞いていました。

って、この会話はテレコム業界経験者にしか通じないかな(笑)