現在、講師をする予定のある研修開発サポートをしている。
この研修、なかなかコンセプトにこだわりもあり、筋の良い理論も中心に据えられていて、どんな研修になるか楽しみだ。うまく仕上がったら講師としてもやりがいのある研修になるだろう。
この研修、参加者のコンテキスト(考え方、行動の仕方、判断の仕方)に変化が起こるように働きけることを目標としている。(専門用語でダブルループラーニングを狙ってます)
これからの研修はこうあるべきだなと自分も常日頃から考えてファシリテーションやコーチングスキルを磨いているのだが、研修コンテンツと講師の、想いと技量がバランスよく合うことは本当に少ない。研修コンテツが本質からずれている割に妙にテクニックや理論に懲りすぎていたり、講師がコンテツや参加者をつかめずちぐはぐな雰囲気になったり、参加者の一時的な満足にのみフォーカスしてウケ狙いなエンターティナーに走ったりするケースは多い。
以前にもブログに書いたが、
これからは研修の場は「知る場」ではなく、
「自分をパワフルに変えるための実験の場(そう、さながらラボラトリー)」
になっていくのが望ましいと思う。
講師はそれを上手にサポートするために、
きちんとした知識背景を持ち、参加者の内面に働きかける技術を磨いておくのが必要だ。
(がんばろっと)
この研修の状況はまた書きます。
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