2008年4月1日火曜日

「プロ論(才能開花編)」から抜粋

おがじゅんさんのリクエストにより、本中で自分が気に入った著名人の言葉を。
(コメントが殆ど無いのでコメントリクエストに弱い(笑))

人の価値観や置かれている環境は様々なので、全てが読んだ人の気に入るかは分かりません。
色々な人が色々な角度で語っているので、実際に読んだ方がいいかもしれませんね。
読んだ人は読んだ人なりの感じ方をすると思います。

「天職のようなものを見つけたいと考えている人も多いと聞きます。自分にぴったり合い、心地よく働ける仕事がるんじゃないかと。でも天職かどうかなんて、実は永遠に分からないと思います。(中略)結局そんな単純なものではないと思うんです」
(立川志の輔)

「何をすれば分からない人も多いと思う。でも若いうちはそれが普通なんです。若いのに自分の天職が分かっていたら、逆に気持ち悪いですよ」
(夢枕獏)

「今での日本は製造業ベースの社会でした。何事も起こさず、無事にすべてを終らせるのが社会全体の価値だった。でも知的創造社会では違います」
「知的創造社会は、ビジネスと趣味の境界をすごく曖昧にします」
(森永卓郎)

「得意とか苦手とか実は関係ないんですよ。むしろ苦手なものの方が味が出るし、必死で努力するからいい結果が出たりする。本当は、最初からその人に向いている仕事なんて無いんです。これしかないと思った瞬間に、その仕事は天職になるんです。悩んで悟ったのはそういうことでした。でも、悩んで悩み抜いたから出せた結論だったんです」
(丸山和也)

「才能を信じなければ努力はできない。でも、才能を過信してしまったら努力はできない。才能はみんな持っているけれど、汗をかかせてこその才能。それを忘れないで欲しいと思う」
(浅田次郎)

「自分の弱さや不完全さを後ろ向きにとらえないことです。誰かの心を強烈にひきつける魅力は、実は多くの場合、弱さや不完全さの中に潜んでいるんです。」
(石田衣良-作家)

「考え方ってどんどん変わっていっていいと私は思うのね。絶対的な信念に凝り固まって、そこから動けない人って成長力が無い人だもん。そして成長できないとどうなるかというと、年を取るのが悲劇になる。だって、人間、中身が同じなら入れ物は若い方がいいに決まっているんだから。内的に成長していないと魅力の無い人になってしまうということです。」
(倉田真由美)

「悩んだりめげたりしているときは、自分が何と対峙しているのか、しっかり整理できていないことが多いんです。だから漠然とした大きな何かを恐れ、これは無理だと弱気になってしまう。まずはその大きな何かを分析してみてください。その中の何と対峙しているのか正面から向かい合ってみてください。そうすると壁はずいぶん違って見えると思います」
(古賀稔彦-柔道家)

「人は表現する動物なんだと思っています。その表現方法のひとつとして仕事がある。だから僕が何より大事だと思うのは、「その仕事を通じて何をしたいのか」ということ。自分自身の根っこの部分ですね。そのために仕事をしている。根っこがはっきりし、仕事との関係性がわかっている人は、結果を出せると思います。成果やお金は後からついてくるものです。逆に根っこがなく、例えばお金のためだけに仕事をすればどうなるか。お金が満たされれば、それ以上の仕事はしないでしょう。つまり、仕事人としての成長は、そこで止まってしまうということです。」
(coba)

面白いなと思ったのは、著名や頭よさそうであればあるほど良い言葉をしゃべるわけではないってことでした。

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