様々な分野の著名人が自分のキャリアストーリーと得た学びを
B-ingで語った記事で構成されている
「プロ論(才能開花編)」
「プロ論(情熱探求編)」
を読んだ。
正直、キャリアという視点ではもう少し鋭い掘り下げをしてもらいたいと感じたが
(特にインタビュー最後の総括「成功の哲学」はきついと思う)
でもさすがに多くの人に著名人として知られた人物105人分のストーリーを読むことはためになった。
当然色々な価値観があるので賛同できる人もいれば賛同できない人もいるが、彼らが共通で語っていることを知ることや、同じテーマを色々な視点で解釈しているのは読んでいて面白いと思う。
また、これらの人物はキャリア論に通じているわけではないのだが、成長に重要といわれている胆を自らの体験から導きだしていることもすばらしい。
走り読みでも目を通されてはどうだろうか?
ちなみに、自分が印象深く感じたセリフの一部を「プロ論(情熱探求編)」からあげてみる。
「会社を変われば、すべてを変えられえるという幻想が闊歩している。結婚すれば幸せになれると思っている人と同じです。結婚しても幸せになる努力をしていなければ、幸せになれないでしょう」
(秋元康)
「たまたま面白い小説が書けたから作家になるんじゃない。自分の生き方を作家という方向に持っていくことで作家になる。」
(鈴木光司-リングの作家)
「やりたい、やりたいと言いながら、やらないヤツ、多いでしょ?それから、できないのにやっているヤツ。芽が出なくても好きで続けているなら構わないけど、「オレはこんなところにいる人間じゃない」って言いながら続けている人、結構多い。やりたいことと、できること、両方を見極めていかなきゃだめだと思うんですよ」
(北村龍平-映画監督)
「本来、仕事というのはみんながそれぞれの名前で語られるべきものだと思う。(中略)だから会社に入るときに覚えておかなければならないことは、あなたの職業はあなたなのだということ」
(日比野克彦)
いかがでしょうか?
気が向いたら、後日、「プロ論(才能開花編)」からも抜粋します。
2 件のコメント:
結局、うまく導き出せたといっても「後付」も多いんじゃないですかね?才能開花編お待ちしてます。
中にはインタビューが契機になって言語化されたものもあるかもね。でもきっとその後のその人の役にたつんじゃないかな。
そもそもキャリアっているのは後付でどう解釈するかのプロセスだからね。
でもその「経験から知恵を抽出するプロセス」は成長に重要だよね。
いいキャリアおくっている人はこれがうまいよ。
開花編も書いてみます。
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